河井君という男の話

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高校生の頃、河井君という友達がいた。

河井君とは学校外では遊ばないけど、学校の中ではよく一緒に遊んでいた。

 

河井君はなかなかイジりがいのある男だった。

 

 

 

 

河井君のヘアースタイルは栗っぽいカタチだ。

いつも登下校する道の途中に神社があるんだけど、
そこの神社に栗っぽいカタチした置物があったんだよね。

 

※参考写真

 

 

その場所を通るたびに「ここ河井ん家じゃん」って言うのが日課だった。

河井君は毎回怒って僕達を追いかけてくるんだけど、怒ってる河井君を見ながら逃げるのが大好きだった。

 

 

 

 

 

 

河井君がスベった時に、意味もなく「剥いちゃいましたか?」って言うのも好きだった。

 

※参考写真

この時も河井君は怒って僕達を追いかけてきた。たまらない。

 

 

 

 

そして河井君は何かと不運な男だった。

 

教室の中で、河井君が誰かと殴り合いのケンカをしてる時、
河井君の喧嘩相手が、河井君の頭を掴んだまま、壁に突っ込んだ。

 

そして河井君の頭が壁に突き刺さり、壁の中に河井君が埋まった。

 

 

 

この光景を僕達は「除夜の鐘」と呼んでいる。

 

 

 

この時の事をいじり倒すと河井君は怒って僕達を追いかけてくる。最高。

 

 

 

 

 

 

 

 

河井君の不幸エピソードがもう一つある。

 

修学旅行2日目の朝、河井君は寝てる友達を起こそうとしたんだ。

しかし起こし方の悪ノリがひどかったらしく、寝てる友達は怒って、河井君を振り払う感じで腕をまわした。

 

運が悪く、その友達のヒジが河井君の人中を直撃した。

 

※人間の急所と言われている

 

 

 

河井君は鼻の下を切って流血してしまい、その後病院に運ばれた。

そして河井君は病院で鼻の下を4針くらい縫って帰ってきた。

 

病院から修学旅行の宿に戻った河井君は大人しくベッドで寝ていたんだけど、
河井君の鼻の下に貼ってあるガーゼの位置が絶妙に面白くてみんなで笑った。

 

その姿は何だかぼのぼのに似ていた。

 

※ぼのぼの

※河井君

 

「ぼのぼの!ぼのぼの!」と指を指してバカにしても、この日は河井君は僕達を追いかけてこなかった。寂しかった。

 

 

 

 

 

この修学旅行でスキー教室みたいなのがあったんだけど、その時も河井君は冴えていた。

 

僕達のクラス担任は結構太っている男性だったんだけど、
スキーウェアを着たその姿が完全にモグラそのものだった。

 

 

 

 

で、僕達は担任の先生の事をいじりまくっちゃったんだよね。

 

「すごい!モグラだ!」
「先生!モグラそのものだよ!」
「角から曲がって真顔で出てくるのがすごい面白い」
「ハの字でゆっくり止まるの面白いからやめて」
「2等身じゃん」

とかもうずっと笑いながらみんなでバカにしてた。

 

担任の先生も最初の頃は、「おいおいふざけんなよー」とか言って笑って許してくれたんだ。

 

 

 

でも僕達は調子に乗っちゃって、それから2時間くらいずーっと担任の先生をいじり続けた。

それがマズかった。

 

 

 

 

 

 

ついに担任の先生がキレた。

 

「お前らいい加減にしろよ!大人を舐めるんじゃねえ!」

 

キレる瞬間を瞬時に察した僕達はダッシュで逃げたんだけど、河井君だけが逃げ遅れた。

 

僕達の代表として河井君はめちゃめちゃ説教されてくれた。

ありがとうと思うと同時に、逃げ遅れるってところも河井君っぽくていいなぁと思った。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、そんな河井君の話でした。

 

 

 

あっ河井君の話はこれで以上なんだけど、一個思い出した話があるからそれだけ書いて今回は終わりにするね。

 

 

 

僕が高校1年生の頃に、好きだった女の子がいたんだ。

当時恋愛の仕方も全然わかってなかったからとりあえず猛アタックかましたんだよ。

 

 

 

誰が見ても完全に脈が無かったにも関わらず、僕から連絡を送りまくった結果、ストーカーみたいになったんだ。

でも、僕の鋼のメンタルは、その子から避けられてることに気づかなかったんだ。

 

そしていよいよその子の友達から、「ちょっとさすがにキモい気がするからもう連絡するのは止めた方がいい」、という感じの事を遠まわしに言われて諦めることができたけど、その女の子にはすごい怖い思いをさせてしまったと思う。

 

ちなみにその好きだった子から着信があった時の着メロは、ロードオブメジャーの『親愛なるあなたへ…』に設定していた。

怖さヤバない?

 

 

一回、成人式だかどっかのタイミングでその子に会ったんだ。

あの頃は本当にすみませんでした・・・、って謝ることが出来たんだけど、

その女の子は「アレは本当にヤバかった。」と笑いながら言ってくれた。

 

この出来事を思い出すたびに心の中で、怖い思いさせてごめんって謝っている。

 

 

気持ち悪い男レッテルを貼られないように、学生のみんなは気をつけようねっていう話でした。

ばばーい。

 

 

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