登山初心者が捧げる富士山の登り方 その3

今日も富士山の話を進めていきましょう。

 

~~前回までのあらすじ~~

早く帰って寝たいって思い始める。

~~あらすじ終わり~~

 

なんとか6合目まで着いた僕ですが、もうすでにメンタル持ってかれていました。

高山病って別名で山酔いっていうらしいんですけど、その名に相応しく、二日酔いと症状が似ているのです。
頭はガンガンするし、吐きそうで吐けない感じ、そしてめちゃ眠い。ちょっと横になりたい。このゴツゴツした岩の上で少しだけ横になって寝たい、4時間だけ寝かせてほしい。そんな気持ちにさせます。

僕のウキウキだった心を容赦なく死神のカマで刈り取っていく恐ろしいやつです。もうお家に帰りたい。

 

 

しかし、15分ほど休憩してから僕達はまた歩き出した。

 

ここで、みなさんに覚えておいていただきたい。

富士山で一番キツかったところは間違いなく僕達が今から向かおうとしている、この6合目から7合目までの道中だった。

多分、僕たちは登山初心者だから山の登り方も効率的ではなかったんだろう。

早く山頂に行きたいという気持ちからザックザク登りがちなんだけど、小股でちょこちょこ歩いて行く方が圧倒的に疲労感なく登れることに気づいた。あと呼吸を深く吸って吐いてを繰り返すとかなり楽になる。

 

あとこの靴なんやねん。

砂が全部靴の中に入るやんけ。

登山靴は絶対マストアイテムだと後悔した。

でも俺最初エアジョーダン履いて行こうとしたからね。
それに比べたらまだ歩きやすいかもな。このランニングシューズ。

 

 

そんな感じで歩き続ける僕達。

曲がり角がある旅に休憩を要求する僕。

嫌がる先輩。

マジで懇願する僕。

しかたなく休憩してくれる先輩。

しばらくこれの繰り返しだった。

 

 

途中、マサキって男の子がいたんだ。子デブだ

 

おねーさんが、「頑張れ!ツラくないぞ!男だろー!」ってマサキを励ましていた。

でもマサキ、完全に心折れてた。俺にはわかる。だって俺と同じ顔してたよマサキ

 

おねーさんが、頑張れマサキ!って励ますたびに、なんだか自分も励まされてる気がしてきて少し嫌だった。僕は人に励まされるのはあんま好きじゃないのだ。そっとしといてほしいのだ。飲み会で酔っ払って潰れた時も、平気?水飲む?とか聞かないでほしいのだ。そっとしといてほしいのだ。

 

僕達はおねーさんとマサキを追い越した。頑張れよマサキ。

しばらく無心で進んで行くと、山小屋というスポットが現れた。

山小屋っていう名前から、仮眠できるスペースがあるかと言うとそうでもない。
簡単に言うと、駅前のニューデイズ。要は売店みたいな感じ。

皆さんのご想像どおり、お値段も富士山プライスです。

この山小屋での見どころは、売店のお兄さんのグイグイくるハッピーな感じだ。
めっちゃフランクにグイグイ来る。僕は割りと嫌いじゃない。でも苦手な人はきっと苦手。

売店を眺めていたら板チョコが目に入った。

この普通の板チョコね。

お値段、300円

高っ。

誰が買うんだよ。値段設定強気すぎるだろ。戦時中かよ。貧乏なめんな。

 

 

 

 

 

まぁ買うよね。

欲に耐えられなくて5秒も迷わずに財布から300円出すからね。

 

初めてチョコをこんな食い方したわ。

うまい・・・うまいよ・・・。涙
こんな美味いチョコは初めてです。

ベンチで座りながら食べるチョコはすごい美味い。
体力も本当に回復した。

顔色も良くなる。

チョコレート最高!(その後、山小屋に寄る度にチョコを買ったので、2000円くらい使った。)

そんな感じでその後は割りとスムーズに登り続けました。

タバコうまい。

そして4時間ほど経ったろうか。僕達は9合目にいた。後30分くらいで山頂です。

いやー・・・ここまで頑張って登ったなぁ。後もうちょいだ。

しかし、先輩が高山病になってしまい、ダウン。
ケイタ、気持ちわかる。

二人で岩の上で横になってたらまさかの爆睡。30分くらい寝た。

起きたら4時位になってて焦った。

すごい景色や。

その後、登り続けた結果、ついに着ました!!

山頂だーーーー!!!!

うおー!俺ら頑張った!!!!

いやー、まずはコーヒーを飲もう。

めちゃ甘なマックスコーヒーしか売ってなかったけど、うまい・・・。

KANPAI!!

あきらめないで本当によかったなぁ。

タバコ吸いながらしばらくボーっとしてるだけで気持ちいいよ。

そしてしばらく景色を堪能した僕達は山頂から降りることにした。

しかし僕達は、帰り道の下山ルートを目撃して愕然するのであった・・・。

 

~~次回予告~~

 

ヘリコプターよ・・・来てくれ・・・。

限りなく永遠に思えてくる下山ルートの道中、棒のような足を引き釣りながら僕は何度も天に祈った・・・。

それでも僕達は明日を見ながら歩き続けるしかない・・・。

俺たちは絶対に生き延びてみせる。

帰ったら美味いほうとう食べて、温泉に入るんだ・・・!

次回、
日が完全に落ちる

良い休日を!

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