自転車で旅に出たら帰れなくなった話

こんばんはケイタモスです。

小学生のころ、僕は色々なとこに冒険に行くのが好きでした。

当時住んでいた家の近くには大きな裏山があったので、そこに秘密基地を作って、森の中を探検したりするのがすごい楽しかった記憶があります。

なけなしのお小遣いを握りしめて、家から約4キロくらい離れてるイトーヨーカドーまで、徒歩で目当てのおもちゃを買いに行った時も冒険感がありました。

この時の事は今でも覚えてるんですが、
お昼に出発して家に帰ってきたのは夜の11時。歩くの遅すぎです。
でも全然苦じゃなかった。はやくおもちゃで遊びたかったしねこちとら。笑

 

その中でも、色褪せない思い出として残っているのは、チャリを初めて買ってもらった時です。

普通に学校から帰ってきたら両親がいて、
ケイタこっちにおいで、と言ってきたので手を引っ張られながら付いて行くと、大きな布で隠された何が部屋の真ん中に置いてあるのです。

布を引っ張ってみて、と言われ引っ張ってみるとなんとそこにはマウンテンバイクがあったのです。

こういう感じのやつね。

僕はめちゃくちゃアホみたいに喜んだのです。

小学3年生くらいでこういうマウンテンバイクがめっちゃ流行ったのですが、特に親に買ってくれ!とは頼んでいなかったのですが心底欲しいと思っていたので飛び跳ねて喜びました。

 

ただこの時の親の心境を考えられる年齢になった今、ちょっと涙流しながらこの文書いてます笑

俺のためにこっそり自転車を買ってきてくれて、
喜んでくれるかなあという心境で、チャリを部屋の中に入れて大きな布を被せて、両親が揃ってサプライズをしてくれるというシチュエーションめっちゃやばくない?笑

まあそれはいいや。笑

 

それからというもの、どこへ行くにもチャリです。
行くのに半日かかったヨーカドーも2時間しないで着くのです。まさに魔法の乗り物。

そして僕はある日、壮大な計画を考えました。

チャリで自分の体力の限界の場所まで行くことにしたのです。

 

そして、作戦当日。
親にこの事を話すときっと止められると思ったので、ちょっと高尾山へ行くと嘘をつき、リュックに水筒とお菓子を詰めて朝に出発しました。

もうウキウキ。坂道もへっちゃら。
だって僕の視界にはまだ見たことない景色ばかりが入ってくるから。

途中の公園でお菓子を食べて、オレ旅してるなぁぁあ~~~~ん!!ってもうテンションマックスです。超ウザいですね。

 

そして昼くらいになったかな。体力限界のとこまで着いたんです。

結構なとこまで来た感あります。
さすがに疲れました。もう全く進めません。

 

 

僕はある事に気付きました。

 

 

 

帰る分の体力を全く考えていなかったことに。

 

 

全然お菓子とか食ってんじゃねーよって感じだよね。

まあなんとかなるだろと思いながら帰ることにしました。

 

ここでもう一つ大変な事に気づきました。

来た道を全く覚えていないことに。

 

僕はホロリと泣いた。

 

それでも帰ることにしました。

足とか疲労でものっそいプルプルでしたが気合いでチャリに乗りました。

ですが僕の頑張りとは裏腹に、さらに広がる見たことない景色。笑

もう号泣しながらチャリを漕ぎました。

そしてみるみる日も落ちていき、いよいよ俺は死ぬと思いました。

子どもにとってありがちなやつです。

 

完全に夜になって、
逆にもうなんか悟り開いた顔で公園のベンチに腰掛けていたら1人の大人がこちらにやってきました。

 

 

そう、おまわりさんです。

どうやら近所の方が、夜遅くまで子どもが一人で公園にいる、と通報があったようです。

僕はおまわりさんに泣きつき、家まで送ってくれと言いました。

おまわりさんは、それは無理だけど、お父さんかお母さんに迎えに来てもらおうね、と言って僕に家の電話番号を聞きました。

 

その後父親が車で迎えにきてくれましたが、クソほど怒られさらに泣いたのでした。

しかしこの日入った風呂はめっちゃ気持ちよかった。そのまま満足した顔で寝たのでした…。

っていう特に内容もない可愛いさだけをアピールした日記なので、キスしてください。

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2件のコメント

  1. 芥川龍之介の「トロッコ」と家に帰れないバカ猫の体験を足しっぱなしにしたような話に全米が涙です。(笑)

    面白い話を聞かせてくれたお礼に是非俺の熱いベーゼを差し上げたい所ですが、いつか会う運命の人の為に初キッスは取って置きたいので…申し訳無い。(-_-;)

  2. 確かにトロッコに似てますね。笑
    やはりみんな通る道なんですかね(-_-)
    キスは女性のみ受け付けてるので大丈夫です!!笑

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