チップスターの筒に腕を入れたら抜けなくなった話

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こんにちは、ケイタモスです。
僕は小さい頃からとりあえず何でもやってみる精神な子だった。

自転車で坂道を全速力で下ってる時に思いっきりブレーキレバーを握ったらどうなろうんだろう、とか。(5回転くらいしたよ)

服のまま川で泳いだらどうなるんだろう、とか。(溺れかけたよ)

コンセントにシャーペンの芯を入れたらどうなるんだろう、とか。(爆発したし感電したよ)

 

考えれば何となく結末はわかるけど、とにかく自分の体で実感してみたかった。

また、当時の僕はお菓子の箱でロボットや武器を作るのが好きだった。

お菓子の箱やダンボールをセロテープでペタペタと接着して色々作った。

 

武器作りも慣れてきた僕は鎧も作ることにした。

ヒジやスネも守ってくれる最強の鎧を作るんだ。

僕はフルアーマーケイタ君に生まれ変わる。

 

 

 

まずは胴体作り。

家にあったダンボールをハサミでちょきちょき作りながら胴体部分を作っていく。

我ながら良い出来だ。

 

 

 

続いてヒジとスネを守るプロテクターのような部分を作ることにした。

これに関してはずっと僕が構想を練っていたパーツがある。

 

それがこちら

 

 

チップスターの入れ物である。

このチップスターの筒だが、
こどもの手首から二の腕くらいまでならスッポリと収まるシロモノだ。
足も同様に、足首から太ももくらいまでなら余裕で収まるだろう。

 

これ以上に最適なパーツは無い。

僕はこの日のために、チップスターの筒を4つ取っておいた。

 

 

いざ装着。

 

 

うん、少しきついけど全然問題ない。

 

 

足も同様に通していく。

 

足がマジでめちゃくちゃキツい。
一応入ったけど本当にキッツいわ。アカんわ工藤・・・

 

これで手足全部通って胴体部分も装着した。

後は起動の意味も込めて立ち上がるだけ。

 

 

 

ケイタいきまーーーす!!
ビコーン!(起動音)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立てない。

 

 

 

 

 

 

手足が曲がらないのでマジで立ち上がれない。
テディベアのポーズのままゴロゴロ転がる僕。真顔である。

 

 

 

 

失敗かぁ・・・。

 

 

 

ひとしきり暴れた後、結局立てなかったので、鎧たちを外すことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし今回のタイトルでわかってると思うが、地獄はこれからだった。

 

 

 

 

 

手足のチップスターの筒を外そうと僕は手を伸ばした。

 

伸ばしたはずだった。

 

 

 

腕が曲がらない。

 

 

 

 

手足が割り箸一本で出来ているかのように曲がらない。曲げることができない。

それはさながら昔のガンプラ。腕の稼動域がめちゃめちゃ狭い。

 

 

 

そのうち段々と焦りへと変わっていった。

 

転がって外そうとするが、チップスターの筒が自分の汗で張り付いているのか全然動かない。

 

これはマジで異様な光景。

 

 

昔のガンプラみたいなやつが部屋の中で転がっているんだから。

 

 

部屋のドアは閉まっているし、ドアノブまで手が届かない。詰みました。Thank you for the music.

 

 

壁に手足を打ちつけて破壊しようとしたけれど全然外れない。

親を呼ぼうにも今は買い物にいっている。ていうかそもそも留守番中にしかこんな遊びをできない。

 

僕は、ママ・・・とつぶやき泣いた。

 

 

 

疲れきった僕はそのまま手足にチップスターの筒がはまって動けないまま天井を見上げ続けていた。

 

 

 

忍たま乱太郎・・・見れないなぁ・・・。

 

 

 

 

そんなことを思いながらボーッと待つこと1時間。

 

 

 

 

 

 

母が帰ってきた。

 

母は僕を見るなり、うおぉぉぉー?!?!と叫んだ。
「きゃー!!」でも「いやー!!」でもなく「うぉー?!?!」だった。野太い声だった。
多分何が起きたかわかんなかったんだろう。

 

そりゃそうだ。わが子の手足にチップスターの筒がハマってるんだから。しかも僕泣いてるし。

 

母はそのうち事情を察したのか僕の手足にハマったチップスターの筒をハサミで切ってくれた。

 

僕は苦しみから解放された。

 

手足が動くことはすばらしい。手足が動くことでどんなことでもできる。手足動幸我最高也。

 

それ以来、僕はおとなしくなった。

 

 

 

 

 

 

そんなことはなく、後日ラムネのビンに指入れてみたら抜けなくなって泣いていた。

 

 

 

人生は挑戦してナンボだ。

 

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